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月一だとかくこと忘れちゃうからツイッターに中間記録みたいな感じつけてたらブログかくのさらにめんどくさくなってきた
あと学部がもうあと1年で終わるところまで来たけど、卒業はまず確実そうで安心
まだあと授業2つ分足りてないって言うと結構馬鹿にされるけど、一年から通して4年前期までずっとほぼ同じ授業数でやってきたから、これが一番賢い単位の取り方なのは群の準同型定理よりも明らか
あと院試勉強が逃れられない時期になってしまった
東大の院試見たらめちゃくそ簡単だったから、これは舐めてかからない限りまあ受かると思った
あと卒研も結構うっといかもしれない
今年度の卒研の担当に数論幾何の先生が一人もいない
ってことで一番やりたいことに近い代数幾何のところにした
Beauvilleのcomplex algebraic surfaceを読むことになったと思う
Hartshorneの5章がかなり楽しかったからこれも多分楽しくできるんだろうけど、今はとにかく数論の論文をたくさん読みたいから、ある程度障壁にはなりそう
久しぶりに勉強内容以外の日記っぽいこと書いた
これもあとから見返すと結構楽しいから今後努めてかくようにしたい
Milneのエタコホの本の2章全部、3章1,2節、あと5章1節を読んだ
そんでDeligneも読み終わった
とりあえず2節まで全部自分で示したりMilneの該当定理の番号かいたりしてきちんとできた
行間も埋め切れたし、あとMilneにもかいてなくてDeligneにもちゃんとはかいてないGalois actionもきちんといくつか自分で補題つけて定義できた
3節ははじめめちゃくちゃ難しかったけど、Milneのネットにあるpdf見ながらやったら結構理解できた
Lie群の知識必要になったっぽいけどそこはひとまず飛ばして3節も全部追い切れた
zeta関数の収束半径とかいう完全に解析の道具を使って、Frobeniusのエタコホへの作用の固有値を上下から抑える証明がすごかった
4,5節のLefschetz pencilは意味わからなかったから完全にとばした
そんでそれを使う6節も認めた
あとは7節をちゃんとやってWeil予想証明終了
Lefschetz pencilはほんと意味わからんけど、エタコホは基本定理認めたのに、全部追った理論かのように自分の道具として使えるほど慣れ親しめた気がする
んでそのLefschetzも、意味わからんながら、エタコホの話をblowing upしたものに帰着できて、んでそれをpencil(と同値)のエタコホに帰着できるのはなんとなく雰囲気感じ取れたしほんと強いって思った
多分今後数学を勉強していく上で一番大事なのってこの「なんとなく自分の道具と思えるようになった」みたいな感覚をつけることなんだよな
そんでDeligne, MumfordのThe irreducibility of the space of curves of given genusを読み始めた
まずはmoduliについて少しは知らなければとMumfordのGeometric invariant theoryの5章を読んだ
命題5.2のstable curveバージョンがDe, Muにもあるわけだけど、この二つの言ってることの同値性が全然わからなかったからこれを示すために大分使った
locally free sheafが定めるprojective bundleについての性質(Picard群とかいつ二つのprojective bundleが同じになるかとか)を示して、ようやく同値性が示せた
そんでmoduli functorがcanonically enmeded curve"のmoduli"をPGLでわったやつのsheafificationだってのも簡単に示せてよかった
これにてcanonically embeded curveのschemeのPGLによるgeometric quotientがmoduliになることがわかったわけだけど、このquotientが存在することは余裕で認めた
というか、この本はこういうquotientがいつ存在するかって理論の本で、moduliはあくまでひとつの応用なんだろうな
次に6章のabelian schemeもやろうとしたけど難しすぎて断念した
んで次はlocally complete intersectionをLiuの本でやってDe, Muに入った
1節の初めにあるdualizing sheafに関するもろもろを参考文献つけようとネットの海を漂って、結果全然見つからなくてむかついて、でもよく考えたら俺が参考にしてるコメントは多分こういうのを黙って認めろって言ってるんだよなって気づいて、結局黙って認めて先進んだ
今は定理1.2を苦戦しながらもようやくほぼ倒したところ
今後、deformationとかいうのが意味不明だから、普通にsmooth curveのdeformationをなんか別の本でやってからにするか、ここは完全に認めるかする
まあ完全放置じゃ先読めなさそうな雰囲気あるからやるような気がしてる
一応stackをこの論文読む目標にしてるけど、どうなることか全くわからん
まだ全然知らんけど、MumfordのPicard groups of moduli problemをさらっと眺めた感じ、stackは、ある種の幾何的対象全体のなす圏の終対象がmoduliなことを利用して、終対象がない圏にも形式的に終対象を付け加えて、そいつがschemeとcompatibleになるように幾何的な構造を定義したものに見える
というか、いい感じの幾何的対象が成す圏が満たすべき性質を満たす圏をstackと呼んで、そいつの終対象をそのstackのmoduliと呼んでるのかも